しもきた阿波踊り

バイトから帰ると、祭りのあとだった。

阿波踊りコスの女子高生が、充実感と後悔を両頬にたたえて、母親と一緒に自転車を押して坂を上っている。

ところで踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら……というの、「それは、同じ阿呆ではない」。

阿波踊りの「見る阿呆」は、祭を楽しむ意思を持っている。ただ、踊るのがちょっと恥ずかしいだけである。踊る阿呆に、なれないのである。「恥ずかしがってこのカタルシスを味わわないなんて、阿呆」だということであって、「同じ阿呆」ではない。

ここでどうしても、ニートのことを思ってしまう。ニートもまた、「同じ阿呆なら」の、「ほら、恥ずかしがってたら損だよ、金もうからないよ、セックスできないよ」というノリで「踊り」に誘われているわけである。

なんか僕がホリエモンが嫌いな理由も、同じ踊りなのかどうなのかとか、踊り周辺にありそうであるが、そんなことより僕がデザインしたTシャツを見てよ!

そういえば、22時過ぎに帰宅してからホリエモン出馬のニュースを知ったのだが、今日は日中、堀江由衣のことを考えていた。考えていて。僕は堀江由衣のことを何も知らないなとゆうことに行き当たった。

こんなのもあるよ!