お気に召すまま

ふたりはプリキュア Splash Star』#1

プリキュアって、悪と正義の戦いなんだけど、「悪」というのが、悪の側にとっての「正義」を指さない。あくまで「悪」を遂行しようとしている。無印の最初の方で的が「中途半端な正義は、悪にも劣るのだ!」と言ってなぎほのに蹴りを入れてきたときには「?」と思ったけど、これはたぶん、5歳とかの子供が見たときにでも理解できるようにと、意識的に設定している価値観なのだと思う。だってブレてないもん。映画MH2でもそうだったもん。ブレてない。

と、感心していたのだが、今日、スプラッシュスターの初回を見ていて、子供は「わたしとケンタはどうちがうの?」じゃなくて、「なぎさと咲はどうちがうの?」と戸惑うんじゃないか。

もちろん、これを機に「卒業」したという、小4くらいの女子たちもいるのだろう。そして、スプスタから新たに視聴を始める、3歳くらいの女子たちもいるわけだ。出会いと別れ。ある意味で理想的ではないか。

子供たちの健全な卒業と入学を温かい眼で見守る教師。たぶん彼らの幸福と似たものを、私は今感じている。

内容は、ほ…舞ちゃんの肩〜首のあたりがよかったね。変身アイテムは、おもちゃ開発のデザイン上げ締め切りに引っ張られたのか妙にアナログになってるよね。変身が「紙片を挟む」って!

ミップル的なあれは、ケータイじゃなくてiPod風でもよかったかな。ぽるんのほうがかわいいな。ふさふさしたものが首元にあったじゃん、ポルン。