『ダイナマイト関西』

ダイナマイト関西』等を借りたビデオ5本を延滞し、1500円取られた。

ダイナマイト関西』、誰がおもろいんか決めたらええというのは分かる。

では、何がおもろいんか。

おもろいことは、おもろいを共有する集団の共通認識で決まる。

全盛期の猪木ネタで笑う、大阪のでかい箱に集まった、何となく同じ歳の時に同じモノを見て、同じモノを食べて、同じような空気を吸っていた男女と、同様の出演者たちの「おもろい」が、ここでの「おもろい」である。

個人的に、別にそんなに外れていないので、いいのだが、なんか、客が気持ち悪かったわー。しまいには編集済みのDVDからは想像も付かないような時間、あのペースで大喜利見せられて、こんなのに付き合ってくれてありがとうと涙ぐむバッファロー吾郎に暖かい拍手でしょ。勝手にやってくれと。売れてる、例えば、箸が転げて笑う女とゲーム脳の子供から広く「ウケ」をとるためにやっている『エンタ』を、狭く狭くしただけちゃうんかと。

そんなことは、僕は客たちの感覚からそんなに外れてないから、思ってないんだけど、そういうスキが垣間見えてなんかあれだった。

あとまあ、百人束になって松っちゃんに勝てないわけでしょ。大喜利より他にやることがあるんじゃないのかと思う。ココリコやナイナイに、ならなかったのかなれなかったのか。

次課長の河本がスベらされてるのはなんか、象徴的と言いたくなる感じだった。