溺死寸前

DESTINY第32話「ステラ」。

おかえりなさい、ガンダムSEED。やっとSEEDごっこから、芽が出た。このままラストだけ変わって終わりかと思ったよ。思えば前作で「これは面白い」と始めて思ったのは、キラとフレイがデキちゃって、その直後にキラが「どうせ俺がやるしかないんだろ、やってやるよ」みたいな横柄な態度に出て、マリューさんが「口ぶりは気に入らないけど言うとおりだわ」的なことを口にする場面だった。その、「だんかー(何か)。あっだかぐでー(暖かくて)。きもちいいもどー(気持ちいいもの)」を「守るべきもの」と思いこみ、後、キラは本当にあるのかどうか分からないそれに振り回され、そのうち現実の強制スクロールに押し出され、失い、行動した。良くも悪くも、若気の至りである。フリーダムの中にあるアレは、若さを象徴している、たぶん。それを制御することで、成長はしたが、成長とは現実との折り合いを付ける技術にすぎず、現実は変わらないまま残った。

今回、シンとステラの場合は、若さまで行っていない。幼い。ステラを失った瞬間シンの脳裏をよぎるのは、例の妹を失ったときの喪失感だった。その幼さに、希望を見い出すしか、とりあえず、ないよね。

続けて33話「示される世界」。

冒頭、ステラの亡骸を海に沈めるシーンが、明らかにオフィーリアの死の場面を意識していた。だからといって安易にハムレットにすり寄せてはいけないんだろうけど、ある程度意識はしてもいいのかもしれない。

ルナマリアの告白に耳を閉ざすアスラン

「ちょっと、今私告ったんですよ? 分かってます?」

って、ルナなら言うよね。言わなかったってことは、あるいは、もう・・・。あるよね、でも。ルナマリアって幼さから脱落しちゃった感あるじゃん、あの戦闘で負けて。そう考えると立派な悲劇のヒロインだ。充分存在価値あるよ。若さへようこそ。

ラクスは死ななきゃ治らないよね。達観しやがって。その点、来週ぶつからされる両艦長はイイよ。マリューさんの胸が被弾で揺れるのは、大人の悲哀を表象しているんだよ。

【要約】現時点で私は、大好きなルナマリアが元気ないのもあって、マリュー・ラミアス萌えである。

久方ぶりに渋谷アニメイトに行った。

くじアンのかいちょースク水フィギュアを見たけど、ちょっと期待はずれだった。ほしいけど。その代わりほのかちゃんの科学部スタイル(withメガネ)のがとてもよかった。

しかし3600円が手元になかったので、『マシュマロ通信』9巻と、これ

 

 
を買った。早速開けてみます。
 


ごめんねラクス。言うほど嫌いじゃないよ。でもルナマリアほっしーなー。ついでにこれ
 

 
も買った。明日開けようと思ってたけど、SEEDがハズレたから開けます。狙うはシークレット(たぶん)の小雪ちゃん。でもまあママ殿以外なら全部当たりだよね。
 

 
っていうか溺死寸前?

これだけだと読んだ人にオタクだと思われるからサッカーの話でもしようかな。