五人釈尊

どのリンクを辿ってこのブログに飛んできたのかを編集画面で見ることができるのだが、ここ二日間で、「シャクソンファイブ」をYahoo!で検索した画面から飛んできた人が、実に70人いる。なんじゃこりゃ。かなり前、それこそ若村真由美が結婚した頃の日記で、釈尊会の会長とジャクソンファイブを引っかけたダジャレを書いた記憶がある。おおむね、70人が同時に、同じダジャレを思いつき、誰かが先に言ってないかなーと思って調べたのだろう。とは到底考えられない。しかもこのタイミングで。しかもって書こうとして「しまこ」になったよ、今。

そうして今ボクも、「シャクソンファイブ」をYahoo!で検索するわけである。

ケロロ軍曹の怪談の回で軍曹が語ってた「こわいまんじゅう」の話を思い出したところで、結果は書かず。

カエラ木村。私、この呼び方にハマっています。

ところでみんな、一番速いブンガク作品を知っているかい? 『トレインスポッティング』? ノー。『GO』? ノー。『リアル鬼ごっこ』? シット。

答えは『撲殺天使ドクロちゃん』だよ。小説版。速いんだこれが。早弾き大会なんてダウンタウンが終わらせただろうって? おまえはだれぴかのたけしかって? なんのはなしを しているの? 速いのは単純にすごいんだよ。オカノだよ。西尾維新ファウスト世代、メフィスト世代だっけ? のイナモトだとしたら、オカノだよ、作者・おかゆまさきは。舞城王太郎なんて、生年が示すとおり、ニセモノだったわけじゃないですか。王様は裸だ! だったわけじゃ。

昼間バイトした。新しい現場で年配の方に仕事の手順などを教えてもらいながら、その年配の方と数時間お話しした。世間を切りまくり、蘊蓄をたれられる年配の方の会話センスに感心しきり。感心しきりなのに興味なさそうなそぶりを見せることもないので、感心しきり、というリアクションをつねに発揮させるが、こういうリアクションをしていると、たまに仕事の手順などの説明をされたときもそのままのリアクションをしてしまい、分かったフリして分かってない適当な奴だと思われるから気をつけなければならない。

「野球用語って不思議なんだよね」

「そうですね」

軽い間。あ、「そうですか(、年配の方のセンスでアレすると)」が正解だった?

で蘊蓄が始まる。ブルペン、ダグアウト、バッテリー。勉強になる。

「サウスポー。分かる?」

「ああ、(サイドスロー気味にジェスチャーしつつ)左・・・」

「あれ、左って言う意味じゃないだろ」

「そうですよね」

「どういう意味か知ってる?」

「えーっと、何かありましたねそういえば・・・」「大リーグって昔北部南部に分かれてただろ、」「あ、確かマウンドとホームベースを」「南部に左利きのポーってすごい選手がおったそうなんだよ」「結んだ線が」「当時そんなにいなかったんだけど」「決まってて」「ポーって選手が」「そうなんですかぁ」

「そうなんだよ」

「なんか、マウンドとホームベースを結ぶ線がきっちり南北で、それでピッチャーの左手が南にあたるからって、何かで、聞いたような、気がしますけどね」

「でも本当は南部のポーなんだよ」

「そんなわけねーよ」

最後の台詞は、数多のブログで書かれる上司との会話再現シーン同様、飲み込んだ。