百五十八

バイト中に舞城王太郎煙か土か食い物』を半分ほど読んだ。開いて驚いたのが、講談社文庫の表紙がつるつるになってたこと。最初から挿んであるしおりみたいになってた。鞄に入れると毛羽ってたし水にも最弱だったしいいところなんてなかったけど、なんとなく寂しい。

舞城王太郎を読むのは初めてだが、『熊の場所』の装丁が気に入っていたので好感度高かったので、第1章の童貞さ加減に戸惑うも、童貞さ加減以外の部分が面白いので読み進む。しかし158〜9ページの童貞さ加減には、吐き気までピンときた。童貞さ加減で吐き気がするなんて初めてなので驚いた。驚いたのでページ数まで覚えている。あれわざと? 誰が得するの? 童貞? 『黒冷水』の狙いすました童貞なんかは全然、痛快に読めたのだが、これはどうも、つらいです。他の部分が面白いから読み終えると思うけど。早く熊の場所が読みたいです。

ケロロ軍曹のエンディングが変わって、メロディーはふざけているが一応絵書き歌になっていて、それをなぞって(メロディーがふざけているのでちゃんとはなぞれないが、もちろん)描いてみたところ、これまで描いたケロロの中で一番うまく描けちゃった。ギロロには勝ってる。みんなも歌に合わせて描いてみよう。