ラフスケッチ

朝、バイトから帰って神無月の巫女プリンセスアワー。それから『24』シーズン2の四時限目を見て(HDDからいち早く消すため)、窪塚洋介の特番をDVDに焼きながら(HDDからいち早く消すため)プリキュアガッシュマシュマロ通信

ガッシュで10ml、プリキュアで5ml、涙。

こないだのプラネテス見た? 俺アカデミー賞本年度の何らかの賞にノミネート決定。「アカデミー最優秀一話完結作品賞」かな。最優秀脚本賞でもいい。『24』も一応ノミネート。『24』よりプラネテスとか、SEED(ファーストシーズン。今年初めて見たからノミネート可。俺アカデミー賞だから)の方が頑張ってるけどね。

昨日の朝、『魔女の宅急便』DVDで。なぜかというと、偶然、『みるくま。』

http://page.freett.com/milkuma/index.html

の「さかなつり」に魔女の宅急便と同じ小道具(キエモノ)が出てきたので、見てみようかなと思って。決して意匠を参考にしようと思ったわけではなくて。

ぱくってないよ。

魔女の宅急便』、やっぱり俺アカデミー殿堂入りだと思った。ロードショー時珍しく母親に連れられて劇場でも観て、以来十何回見てると思うけど、プロペラ付きの自転車で坂を下るシーンが一番心躍ったなあ今回(ごめんね、三十路女性みたいな話で)。

坂に入る前、プロペラだけ思いきり回って全然進まない様子を見て、たまたま通りがかったおっさんが躊躇なく爆笑するのだが、あの場面がすごい楽しかった。

関係ないけど、「急カーブにかかったら体を外に倒して」ってトンボが言って、キキも従うんだけど、外じゃないんだよね。遠心力と逆じゃないと。実際、内に倒してるんだけどねキキも。あれミスかな。ご存知の三十路女性の方がいらっしゃいましたら教えてください。グーグルで調べた限りではわかりませんでした。

坂を下りて(落ちて)、キキが笑い出すんだまた。太宰治の、高を括っていた富士山の実際のデカさに接したときに笑ってしまった、という後の言葉を思い出した。

諸君が、もし恋人と逢つて、逢つたとたんに、恋人がげらげら笑ひ出したら、慶祝である。必ず、恋人の非礼をとがめてはならぬ。恋人は、君に逢つて、君の完全のたのもしさを、全身に浴びてゐるのだ。太宰治富嶽百景』※青空文庫より引用)

立て続けに健康的な笑い。棺桶に盛っていく笑いはこの二つでいい。棺桶に持っていくDVDは『魔女の宅急便』と『ビッグ・リボウスキ』(トンガリ:骨撒くシーンが面白かったってだけでしょん〜?)だ。あとヤン・シュヴァンクマイエルの『アリス』(トンガリ:いい加減、もう卒業してるでしょん〜?)。じゃあ俺『生きる』!

『魔女』見た後、『エスケープ・フロム・LA』。なぜなら本日返却だから。布団の中で見るには字幕が小っちゃすぎて、仕方ないから日本語で見たらカート・ラッセルの声が小っちゃすぎて(作りすぎだよアレ!)、結局寝ちゃった。男女の出会い方とか、『みるくま。』の「おさんぽ」みたいだ。影響を受けているのかもしれない。滝本竜彦の『ネガティヴハッピー〜』を読んだとき、男女の距離に似たものを感じた。ジョン・カーペンターもあいつ、モテないんでしょどうせ?

夜は夜でバイト場で『ゼイリブ』。ぜったいウソだよあれ。そんなわけないよ。

昼に寝て夜起きて、『アイデンティティ』DVD。どんでん返し系だと聴かされていたので、余裕をもって驚くことが出来た。

深夜、『双恋』3〜5話見て放送にに追いつく。フタコイいいよ。面白いよ。菫子ちゃんに落ち着きつつある。…今初めて文字で書いたけど「菫子/薫子」って字までクリソツ! かおるこちゃん、の方を「足つき」と覚えよう(あ、オタクだ)。