センスボーイの躁鬱

おばけなんていないのである。おばけなんてうそなのである。ねぼけたひとがみまちがえたのである。

みたいな内容の歌がある。おばけの部分に適当な言葉を入れて、しっくりくるもの。それが、あなたが心から恐れているものなのです。

すごい! 本当だ!

ボクの場合は、「センス」。

センスなんてないさ。センスなんてウソさ。寝ぼけた人が見間違えたのさ。だけどちょっとだけどちょっとボクだって恐いさ。

センスというのが何故恐いかというと、結果、もっと言えば評価ありきの概念であるのが自然であるにもかかわらず、ボクのような何もしていないニートな人間にとって、センスイズアイデンティティになってしまい兼ねない危険性があり、その前後関係が、概念の内側からぐっちゃぐっちゃになっているとおもうからです。

(お姉さん)本当は思ってないようなことを、途中から言ってしまっているわね。ほんとだめな子ね。

ごめんなさい。そんななのに、センスでしか勝負できてないなぁ若いボク、とぼんやり思っていたことをキーボードで打とうとしたら途中からカッコつけてしまいました。防御線を張ろうとしてしまいました。

(いもうと)って、途中から2ちゃん的優越感に対する不信感の表明になりつつあるよね。もう、お兄ちゃんったら。

まいったなぁ。何も言えないや。

今、別にそのまま言っちゃっててもよかったことなんだけど、言って、それこそキャラがついちゃって「ボク」が形成されるわけで、ブログなんてのはその最たるもので、全員がとりあえず上の歌の、おばけの部分に「自分」を入れてくんないと、うそとうそと優越感がぴょーっと飛び交うだけの、何の意味もないことになってしまって、そんなことなら黒ゴマを一粒、犬歯で噛んで食べたほうがよほど実になることだとおもうので引っ掛かった。

でもセンスって、本当はあるんだって。むかし大学の授業でならったよ。認知能力なんだって。なるほどね。

個人的には、っていうか、過去の日記で言ってたのを読むかぎり(それが上のような「キャラ」を着た上でのものなのか、今となっては判断できない)、センスというフィルターを通して、自分がクリエイトしたものを商品化するというのが、モノを作らない仕事をする人間の(ボクのような、と言っていた。偉そうに。ニートのくせに。当時、なんかコントの一本でもかいたのかもめ。)義務ではないかと、思う(思う、なのかは、だから、わからあい。n、が接触不良になってきた、キーボード。やっばいああ。(^O^)青話雄国王=「漢那倭国王」)。

なんでセンスの話をしたかというと、センスフィールドをバリバリバリーっとオヅラにヘキサゴン!(出しとかないと、気持ち悪くて。だんだんオタクな感じに傾いてきていると同時に、さっきああいっておきながら2ちゃん的優越感の介入するスキを埋めようとしています。だって前に、責任の所在以外はちゃんとスジを通して書いた文にたいして、2ちゃんに「あたまでっかち」言われたんだもん。んなもん犬に食わせろなんだもん。野ブタ。をプロデュースの話ね。キャラの話は、図らずも上で補足できたけど感覚的だからなあ、それこそせすのもだいかもしれあい、nが! あたまでっかちというのは、他人によって塗り固められたキャラでぶくぶくに膨れ上がった顔面のことをいうのである。お前の! そのツラだよ! オレも! だから、キャラを自動選択する野ブタ。の主人公の行動は、あの文脈で空を飛ぶほどファンタジックだというのである。

あと、おーっと括弧の中で改行した! あと、笑わせの話もしておくと、笑えたというなら別にいいのだが、いや、よくないのだが、なぜなら、それも笑える俺、というキャラ造りのプロセスかもしれないからである。

たとえば、手ド、nが。テンドン、ね。皆大好き、テンドン。という単コードをかき鳴らしてお笑いギターオナニーの快感に浸る場面がある。示す? めんどくせーなぁ。ええと、あ、そうそう、転校生が来るらしいぜ、みたいなところだった。思いだした。示そうという気分にさせてくれた神様、ありがとう。文藝でいうと、138ページ前後。テンドン一発、パリっとキメて、バーン、どうも! 面白いヤツです、オレ。はぁ、ため息、みたいな場面。あれ、かき鳴らしたことに対する自己満足以外の何でもない。「笑わせのレベルが小学生」だとhttp://d.hatena.ne.jp/mshuu/20041011昔のボクが断じたのは、何キャラだったのか知らないけどね。断じたのは、一回で満足する辺りである。中学生なら2回目の方が面白いし、二十歳過ぎれば、なんだかんだいって、天然で、ベルグソンの言う「こわばり」、とは自覚していないけどまあそんな感じの、社会の歯車的な役割を演じてしまったことに対する、苦笑、それが転じて、初めて笑いになるのである。違わないのである。白岩玄の笑わせは小学生レベルなのである。)していながら、なんでスキがあるのかと思うにつけ、センスがないんじゃないか結局、と思うような日記を見つけたからです。メールをくれればURL教えます。ところでみあさ、以上おぶしょうは、実は、小説あのです。驚かれましたか?(どらくどらご、ってえうあしで書くと「らぐごのご」みたい。)小説だからいいだよえ、そのいっきは        です。