トゥリャトゥリャリャ

R.O.Dのサブタイトルの本を集めるという「R.O.D文庫」計画を進めてきましたが、半分集まったのでとりあえずホームページにしてみました。題して『R.O.D.B―THE TV―』。

http://mshuu.at.infoseek.co.jp/rodb.html

で、それやこれやで日記をかく暇が無かった今週のアニメを振り返ります。

【月曜日】

犬夜叉』が面白かった。耳情報しかないので、かごめの友達にとって犬夜叉は「不良で二股の彼氏」だったのだが、初めて遭遇し、「ハーフ」だという情報が加わる。そして「けっこう悪くないじゃん」となるあたりが夏休み仕様というか、いい話だった。『コナン』は途中まで。犯人がわかったところで外出。コナンといえば、小学生が読むための、学習漫画的な単行本があるのだが、その絵の下手さは一見の価値あり。もっと価値があるのは、学習の対象とコナンを結びつける無理やりさ加減。児童書コーナーでお楽しみください。昆虫のが特にお薦め。

MADLAX』、タイトルは文字通り名ばかりで、みんなが主役なこの作品、ワンクールでやろうとして収集つかなくなった『アベンジャー』と異なり、無理のない主要キャラの増やし方が吉。果たして殺し屋っぽい女の人は味方になるのか・・?

GIRLSブラボー』、宇宙から来た不思議な少女に振り回される学園ラブコメディ、という点では『うる星やつら』と基本的に変わらず、大食い、女性恐怖症というオリジナル小物も薄味な本作であるが、ただ一つ「幼なじみモノ」としては、平均的なマトリックス中、飛び抜けた値を示している。ちなみに『うる星やつら』再放送を大学生の時に見て、忍にものすごく惹かれました。珊瑚ちゃん好きだしね、犬夜叉で言うと。

【火曜日】

MXテレビで『Dears』。これはこれで『Gブラ』とカブるのだが、DERAS(宇宙人? アンドロイド? 初回見てないから分かんないけど)への比重が高い感じ。『藍青』(再)で時間を潰しつつ『ワールドダウンタウン』を録画し、

お伽草子』、男×2に女1で勾玉を探すロープレ的な旅が始まった。ほとんど同じ設定のサムライチャンプルーがある分魅力は落ちるが、個人的に和風RPGはソウルフードなのでオトギ、上方修正。

爆裂天使』、映画『七人の侍』の世界観を拝借した潔いお話だったが、折り返しなんだという寂寥感も手伝って、少し退屈だった。みんなで楽しくやればいいじゃん。

忘却の旋律』は録画。爆天はもう、終わり方次第ではボックス買ってもいい。
その代わり忘却だけは全話録る。

【水曜日】

十二国記』(再)を見て、そのあとにやっている、宇宙のやつを見る。先週から見始めた。同じ3チャンで土曜の夕方やっててもおかしくないような作品。けっこう面白い。十二国記が終わってチャンネルを換えて、面白いのがやってないからザッピングしていると、手が止まる、というパターンが続いたせいで、タイトルをまだ覚えられない。

ギャラクシーエンジェル』。多数のツッコミ所が、すべて「ツッコむ所」につながる十割のボケマシーンにたじたじ。クモ女になっちゃった先週はたまげた。出川哲朗の「クモ男」と同じくらいたまげた。「おそ松くん」方式であとくされがないなら納得できるのだが、今週のバカ話には整合性を持たせようとしていて、その分恐ろしいのである。

『鉄人28号』を最近楽しみに見ている。もれなく面白いのだ。アメリカンオタクだったら、思わず「クール!」と叫びたくなるような面白さなのだ。

サムライチャンプルー』。フウの良さは、話ごとに違う面を見せるところ。キャラに一貫性がないというわけではない。一番好きなのはオープニングの赤ほっぺ(ナージャ風)。ザッツ橋本カツヨワーク。クール!

【木曜日】

月は東に日は西にはにはに)/WIND』。コイケヤでもカルビーでもない、100円シリーズのポテチを食うようにして、見ている。と、意外と美味かったりするわけだ。どちらかというと、はにはにの方が好き。

KURAU』。爆天と違って最初から強制スクロールながらもたっぷりと空気を含んだいい話が続く。それもこれも、クリスマスの可愛さ。クリスマスは生活感のない恵那ちゃんだ。大好きだ。だからクリスマスには戦わないキュアホワイトでいてほしい。

天上天下』、先週ようやく時制が戻ってきた。で早速間接的に告った主人公の金髪には、セクシーなのとキュートなの、どっちが好きなのか質したい。僕は前者。ギャップ理論ですよ。小っちゃくなったときに、弟くんの肩にぴょいと乗ってしまう可愛さは、等身大のマヤさんなわけですよ。だったら、小っちゃくなくても充分なわけで、小っちゃいのは、オプションとして使いたいわけです。ところで金髪の母親は何だあれ。

【金曜日】

先週の『ケロロ軍曹』をビデオで。ケロロ軍曹の体を張ったノリの強要に対するタママの独白「もう面倒くさいですぅ」は三谷幸喜とかクドカンレベルのギャグで、子供が見てくれるのはお笑いレベルの底上げになるなるとえびす顔。ケロロ軍曹が芸人だったら、とっくに「エンタの神様」が目をつけてるハズ。エンタ方式だと、侵略指向はとりあえずナシの方向で、とか、言うんじゃなーい? アニメ版もけっこう万人ウケのための工夫が施されているが、カテゴリーが違うとはいえ、偏差値の差が歴然なのですから。残念!

ちなみに波田陽区は、一部の層(恐らくF2)以外には反感を持って受け入れられ、その上でマネされるというのを算段に入れていますから。それは「●●斬り!」という、第三者からの評価であるはずの言葉を自分で言っているという隠しコマンドに、たとえば顕著ですから斬り!

ニニンがシノブ伝』。シノブのよさは、テンポ。アニメ版あずまんがの大阪(あずまきよひこがあえて断るまでもなく、大阪は「天然キャラ」などでは断じてないのだが、便宜上比較するならば)に欲しかった天使のテンポをアニメ版のシノブは持っている。くの一はフットワークなのよねー。ちなみに私楓好き。

【土曜日】

セラムン

ぴちぴちピッチ

ケロロ

ハガレン』。

ビデオで『マリみて春』、詳しくは31日の日記で。

シノブ伝』は録画。

【日曜日】

マリみて春』は昨日の日記スペースにアップ予定。

ふたりはプリキュア』。大きな戦いのラストだった。ホワイトが石原さとみに似ていた。僕はなぜか、石原さとみに、デビュー当時から性的な魅力「しか」感じない。

∴ 私にとってキュアホワイトはセクシャルな存在になりました。

大好きな『マシュマロ通信』。単行本1巻を中野でようやく見つけ、購入。「通信」を「タイムズ」と読めない店員だったらどうしようという気持ちで聞きづらかったのだが、中野という土地柄、平然と聞けて、それでも明屋書店では売り切れていて、あおい書店で購入。「ジャイブ」という出版社はGAの本とかも出してるみたいです。今週アニメでも出てきたウサギイヌとか、バカさと無邪気な残酷さがピカイチ。2巻も、DVDも買ってしまいそうな勢い。これ読んでると女子小中生にモテるのかしら?

登場人物が多い分、主役のサンディー目線で進めていく都合上、わき役たちが紋切り型のキャラなぞりに終始してしまう傾向にあり(クラウド、チョコ&ミントは別)、そこは課題。と、単行本のアンケートに書いた。何をやってるのか。こんなやつは女子小中生にもてませんから。残念!(生涯でラストにします、自分の腹を貫通させての陽区の背中突き。腹が、痛いから)。

蒼穹のファフナー』は録画。

というわけでまたやってしまった、大食いの人の一週間の献立みたいな一週間アニメ振り返り。だって先々週やったら、カウント凄かったんだもん。はてなマジックで。今週からは小分けにします。

まとめ:こうしてみると、30本というのは地上波のボーダーラインのようです。30本が限界だと思います。でもぼくは、ケロロサムライチャンプルー、それとマリみてはいつでも繰り返し見る準備あるし、実際しばしば2度見します。『KURAU』や『シノブ伝』は、強制スクロールやテンポに置いていかれないように、何度も巻き戻して見ます。スカパーはやめちゃったけど、正解だったのかもしれません。でも『愛してるぜベイベ』の単行本は買おうと思います。

小学生の子、もし見てたら夏休みの自由研究でこれ丸写ししていいよ。