ネガティヴチューニング

引っ越し先の窓が南南西に開けておらず、スカパーアンテナ設置を断念。爆裂天使愛してるぜベイベ、KRAUなど、録画予定だった作品を諦めざるを得ない状況になってしまった。

しかし、絶対、負けられない戦いが、ひとつある。40話まで見た『も〜っと!おジャ魔女どれみ』は、最終回まで見届けたい。というわけで、ちょうど半額だったツタヤで11巻および最終12巻をレンタル。計10話分を、一日かけて見終える。スカパーで見ていた時は全部早送りしていたオープニングや、作監と演出を確認するだけで基本的にトイレタイムだったエンディングも回を追うごとに愛おしくなってきて、フルで見る。

やはり「も〜っと!」は、ももちゃんに始まり、ももちゃんに終わった感。二番手はあいちゃんだ。

滝本竜彦『NHKへようこそ』が漫画になっていて、しかも少年エースで連載中というのを知ったときは驚いた。アニメ化はさすがに困難かと思われるが、可能性ゼロでもない。

深夜、コンビニで見かけて1ページ目を見たとき、抑えようのないシンパシーを感じてしまい、購入。何しろ主人公の第一声が「一日中『おジャ魔女どれみ』かよ!」である。一読したところ、他にも大小の「あるあるネタ」が満載。ナディアで「開いた」感覚や、「しかしアメリカ人はひどいことするなぁ」というスタンス、果ては漫画喫茶の面接をバックレるという経験までシンクロ。

何より、深夜のコンビニで100円クッキー(140g)と一緒にその単行本を購入し、「別々にしますか?」と言われたのを半声で断るのが、本日最初の会話だったのだ。これはもう、プロジェクト「適合」に違いない。

(11日の日記へ続く)