マンイーター

ビデオでアキ・カウリスマキ制作の『アイアン・カウボーイ ミーツ・ゴーストライダー』を見る。これ2002年度のカンヌでグランプリ? ただのバカ映画なのに。何の仕掛けもなく、グループを裏切った罪で鬼ごっこに参加させられ「逃亡者」となる(このあたりの潔さが快い)主人公・アーチー。途中、捕まってしまったときにプライベート裁判にかけられるのだが、その際分かるアーチーのセカンドネームが何と「ジェンキンス」。タイムリーヒット

続けてミカ・カウリスマキ監督の『ヘルシンキナポリ』。こちらは偶然マフィアの金を拾ってしまって、という、きちんとした鬼ごっこ。両方に役者としてジム・ジャームッシュが出ていた。オイシい顔して。

そのままビデオで『サムライチャンプルー』。今クールの真打ちとも言われていたが、期待通りのカッコよさ。

次いで約二ヶ月振りに『クロノクルセイド』を見る。原作の進行に合わせてアニメの放映を調整するという斬新な進行状況らしい。「喝!」と言いたいところだが、「天晴れだ!」でもいいような気がする。アズマリアがサテラさんに鎮魂歌を歌う場面、目頭を熱くしていると電話が鳴る。マキタ学級リベロ・十三谷幸喜さんから。タイムリーヒット! この人のこういう面は天賦の才能としか考えようがない。

そんな十三谷さん改め「人喰いパンダ」も見られるかもしれない、マキタ学級withグレート義太夫presents『ロッカールーム』vol.1は6月13日(日)、新宿「redcloth」にて開催。見逃す手はない!

詳しくはマキタスポーツさんのHP(http://www.m-sports.tv/)で。