フェンスオーバー

OVA版『R.O.D』3巻を一挙に。「コギャールか?」でおなじみの奴隷区さん(変換柔道、一本!)ドレイクさんなので「マッギー」(そう聞こえた)という単語に引っ掛かる。ハリウッド映画顔負けのNYの戦いは、ハリウッド映画顔負けという意味で逆転ホームラン。逆転ホームランや! 堤幸彦が『恋愛寫眞』の後半をああいう風にしたのは、(打てないとは分かっていながら)このようなアーチを思い描いたからだと思う。

そんな中、そのニューヨークで松井(秀)が3階席まで届く特大ホームラン。スポーツって分かりやすくていいなぁ。

恋風』5〜7話を見る。同じ禁断の恋でも「いばらの森」に閉じこめられるのは我々視聴者の方だ。七夏ちゃんを見て「あ、それかわいい/ずるい」と各話5回ずつ、耕四郎を見て頭を抱えること各話15分間ずつ。第4話を見たときにも思った(http://d.hatena.ne.jp/mshuu/20040422)が、妹=人形という構図は、チカンをアクシデントではなくイベントとして描くあたり、揺るぎない。チカンの犯人教えてもらわなくていいもん、普通。

アニマックスイチ押しの『愛してるぜベイベ★★』をチラっと見るが、ひょんなことから主人公の男の子が世話することになった女の子、はまだ5歳なのに七夏ちゃんより大人だった。

夜、中野新橋マキタ学級のバンドミーティングに参加。途中、丸ノ内線の吊り広告で『愛してるぜベイベ★★』が「りぼん」連載だと知る。少女漫画が成年漫画より大人であるのは昔から変わらない。幸福というゴールが設定されている分、「寿命」が短いせいだろうか。

6月13日(日)、於新宿「redcloth」、マキタ学級withグレート義太夫presents『ロッカールーム』vol.1開催。ご家族ご友人をお誘いの上、是非ご来場ください。

詳しくはマキタスポーツさんのHP(http://www.m-sports.tv/)で。

朝まで「金もうけ」について激論。雨の中帰宅。東北沢のセヴンイレブンで傘を買わずに外に出たのに店員が「傘(余ってるやつがあるんで)要りますか?」と声をかけてくれた。もうすっかり濡れていたし、あと5分で家に着くので断ったが、世の中まだ捨てたもんじゃないなぁといい気分で濡れながら帰る。民家の垣根に紫陽花が蕾んでいた。たぶん。