ハローワーク

昼、渋谷は桜丘町のトンカツ屋にふらりと入る。トンカツ定食、７５０円→サービス週間につき６５０円。ご飯、みそ汁は１杯ずつお代わり可とある。そこまでならどこにでもある、ただのトンカツ屋だが、この店が風変わりなのは、ご飯にカレーをかけるサービスがあることだ。カレーライスは、メニューにはない。

トンカツ定食を頼み、みそ汁は美味しかったが塩分を気にして我慢（みそ汁はお代わりするものではないという感覚が染みついている）し、ご飯をお代わり。その際に、カレーをかけてもらう。トンカツ定食と、カツカレーを食べた計算になるわけだ。最後の一切れを食べるころにはさすがに満腹中枢からお小言があったが、何とか食べきる。行ってみようと思っておられる方には、カツは端から食べることをお薦めする、最後の一切れを少しでも美味しく食べる工夫として。

ブックファーストと啓文堂を一周りし、夜帰宅。歩きすぎか足がつっていたので、坂本龍一が『ＨＥＹ！×３』で推奨していた足湯。足湯最高。「足湯くん」買おうかな。

ビデオで今朝の『セーラームーン』。セーラームーンは原作とアニメで別の道を歩んでいたのだが、実写版も「もう一つのセラムン」を確立しつつある。変身後も名前で呼びあうところとか。

続いて『ぴちぴちピッチ』、俄に、そして存外に、クライマックスに近づいている感じ。アクアレジーナ様、復活したと思ったら新曲提供しただけかよ！　つんくというよりは「Ｔ部長」的だ。

ナンシー関の指摘した「ごっこ」感は、『ぴちぴちピッチ』において見事に昇華（消化）されているわけだ。このこと一つとっても、テレビにおいてバラエティはアニメに完敗しているわけです。仮にも放送作家志望の私がアニメばかり見ている理由は、そこにあるのです。

（※ 作家志望のお子様へ。アニメを見るときは、気分を明るくして、距離を取って見てね！）