サイマルテイニアスレボリューションズ

(レッド吉田で)レボリューションズ!

天気が良いので布団を叩く。埃、出るわ出るわ。叩き終わったときには布団の重さが半分くらいになっちゃったんだから。

ビデオで『R.O.D』『ガンスリンガーガール』。昨年「死ぬ気になれば何でもできる」と言うのは間違いだとふと気づいた翌日に友人の訃報が届いてしまって、深く考えるタイミングを失い、そのまま忘れていたが、死を恐れずに仲間を助ける健全な三姉妹と、生との距離の取り方を見失った一組の男女を見て、思い出す。生を見失ったゆえ、死を仮想できなかったラウーロは愚かだと思う。

言葉を選ばず声を大にするならば、「もったいないことしやがって!」であるが、まあ。

水曜の夜には、いろんな兄妹姉妹がでてくる。紙姉妹、ニセモノ家族、フラテッロ、スール。どれも血がつながっていないのは偶然だろうか。水曜の夜だけではなく、昨年の文藝賞受賞作『リレキショ』もそうだったし、叶姉妹もそう。少子化が関係していると読むのはあまりに短絡的だろうが、何か理由があるに違いない。

本屋へ出かけて目に留まった、西尾維新なる若いエンターテインメント作家の本を買う。年下の男子にお金を払うなんて初めてかも。ライトノベルという潔い選択と筆力に惹かれて、一番安いやつを買ってみた。『N.H.Kにようこそ!』にはカネ払えないけど、西尾維新はちょっと読んでみようと。

一緒に『マリア様がみてる 黄薔薇革命』購入。2/14以降にアニメイトで買えば妹たちの栞が付いてくる(お姉さまのも欲しい!)というのに、我慢しきれず。しかし僕の計算では、アニメと同じペースで文庫を買ってくと、バレンタインと、お姉さま方の御卒業だけで4冊。そのうちコミックが発売されるので、5人分の栞は手に入るのである。で、だから最悪『いばらの森』までは2.14を待たずに買ってもいいのである。

帰宅し、2時間半で後者を読了。「黄薔薇革命」は、「日本人の99%は持たない」(昨日のR.O.Dより)という、自我のお話。全体の印象としては、水増しが目立った。アニメくらいさっぱりカットしらくらいがちょうどいい。ちょっと衝撃を受けていた祐巳ちゃんの「ええい、ままよ!」の謎も解けたし。

本を裸のまま枕元においてそのまま就寝。朝起きたら文庫のカバーが反りまくってた!(あるある!)