コバルトブルー

上戸彩のサイン色紙を持っている。雑誌の懸賞で当たった。3年ほど前のものだから、見ようによってはけっこう先物買いかもしれない。

彼女の「使いで」のよさは何だろうと、『エースをねらえ』を見ながら考える。意外と、同世代への認知度ということなんじゃないだろうか。個人的には、上戸彩の大きな仕事はすべて長澤まさみバージョンでも見てみたい。日本のGDPが2倍になれば実現するだろうか。

ところで『エース』、この異様なドラマ空間を見ていると、自然『マリア様がみてる』実写版へと思いをはせてしまう。質の問題で上戸彩はお役御免だが、長澤まさみは入れて欲しい。おさげの子をやればいい。

「あ、お蝶夫人。ちょっといいですか?」。決まっていることをなぞる可笑しみを表現させたら、吉沢悠の右に出るものはいない。

深夜、『ナインティナインのオールナイトニッポン』を聴く。数年前、日本一の競争率とも言われるこの番組にネタハガキを送っていたころは、自分の中での番組の大きさのせいで気づかなかったが、今こうして聴くと、久しぶりに聴いたが、番組のサイズ(≠ナイナイサイズ)が心地よかった。ちなみに「ラジオでできること<オールナイトニッポンでできること」であり、その矛盾に一時ナイナイでさえ巻き込まれそうになっていたが、今は落ち着いているようだ。

『JAM FILMS』がテレビで放送されていた。広末涼子の『ARITA』だけ標準録画。これでジャムフィルムズとは「切れた」感。どうやら続編の宣伝もかねていたようで、「2」の予告が。「1」を映画館で見たときは、日本にはきれいな女優さんがたくさんいるなぁと感心し、福井裕佳梨との再会を喜び、綾瀬はるかはスクリーンに映えるために存在したのだなぁと感動したのを覚えているが、ラーメンズの姿を垣間見た「2」では、それ以外の感興も強要されそうである。1000円なら見てもいいかも。