ホリエモン出馬

政治は茶番だと、国レベルで打っている興行なのだと、森毅みたいなおじいちゃんとかがよく言っていて、テレビしか見ていなくて何も知らない僕は、そうなんだろうと思っていた。

それが、今回ホリエモンの出馬と、ペラペラ記者会見で、ようやく「ああ、本当なんだ」と理解できた。なんでおじいちゃんがそういうかというと、たぶん、当時のおじいちゃんにとっての、今のホリエモンみたいな奴が、政治の舞台でレロレロやっていたのを、何十年も見てきているからなんだろう。

別に、新聞を読まなくても分かるレベルで言っていたのだ。

今、ホリエモンが日本を本当に変えてくれるんじゃないかと思っている僕の故郷の若い人が、もしいるとしたら、えなりかずきの出馬まで待てばいい。この感じが分かるはずだ。

今茶番の台本を書くとすれば、ホリエモンは大敗する。あとは知らない。ホリエモンの自作自演、一人舞台である。お金をもうけるんだろう、また。

しもきた阿波踊り

バイトから帰ると、祭りのあとだった。

阿波踊りコスの女子高生が、充実感と後悔を両頬にたたえて、母親と一緒に自転車を押して坂を上っている。

ところで踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら……というの、「それは、同じ阿呆ではない」。

阿波踊りの「見る阿呆」は、祭を楽しむ意思を持っている。ただ、踊るのがちょっと恥ずかしいだけである。踊る阿呆に、なれないのである。「恥ずかしがってこのカタルシスを味わわないなんて、阿呆」だということであって、「同じ阿呆」ではない。

ここでどうしても、ニートのことを思ってしまう。ニートもまた、「同じ阿呆なら」の、「ほら、恥ずかしがってたら損だよ、金もうからないよ、セックスできないよ」というノリで「踊り」に誘われているわけである。

なんか僕がホリエモンが嫌いな理由も、同じ踊りなのかどうなのかとか、踊り周辺にありそうであるが、そんなことより僕がデザインしたTシャツを見てよ!

そういえば、22時過ぎに帰宅してからホリエモン出馬のニュースを知ったのだが、今日は日中、堀江由衣のことを考えていた。考えていて。僕は堀江由衣のことを何も知らないなとゆうことに行き当たった。

こんなのもあるよ!