都電荒川線で漫才ライブ

http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1301895/detail?rd

いや、この記事にお笑いへの愛がないのが悪いというのではなくてね。

「客観性」の中毒性というか、「客観のフォーマット」の耳心地の良さというのはやっぱりあって、たとえば芸人が「売れる」というのは、「低俗」を拾い続けることによって商品価値のある「リアル」を生み続けることであって、そのために、フォーマットの通俗性を利用させていただくというのは、必要悪(あ、悪って言っちゃった)なのである。

通俗性を利用しておいて、読者の「愛」を求めるのは虫の良い話なのかも知れないが、たとえば記事内の「街中の人の目に触れて恥ずかしいが」という部分の照れ隠し的なニュアンスなんかは、「日常生活で自分が笑いをうまく取ったときのこと」などをもとに想像力を働かせれば、くみ取ることが可能である。