順風満帆

やたらに風の強い日だった。

あまりにやたらだったので、帰りに女子高校生の多そうな通りを選んで歩いて帰った。本当なら乗り換えるだけの渋谷駅で一端降りて、109のあたりのマツキヨで、メンズ肌水的な、どうでもいいものを買ってみたりした。

ちょっとちょっと、ひとつの誤解が生じてない? あたしはね、別にね、女子高校生のパンツが見たいんじゃないんだよ。

万に一人いるかいないかの、ノーパンの女子高校生が見たいんだよ!

こんな風の強い日にね、何もこんな日にってな具合でパンツがはき続けられる状態でなくなって、仕方なしに真っ赤な顔して帰路につく女子高校生が一目でいいから見てみたかったあたしを、こともあろうに変態呼ばわり!! 出るとこでたら賠償もんですよこれは!

(この小話は、TVアニメーション『魔法先生ネギま!』第1〜2話よりインスパイアされました)

(モアちゃん)っていうか犯行動機?

シュールなコントだと考えることによって何かがうまくいくことは、この21世紀の世の中だけど、なくはない。たとえばこの、織田裕二アフリカ象をトリビュートした番組だ。

約一年、ウォシュレットをほぼ毎日使っていたら、11歳の夏にドッヂボール大の硬便をひりだして以来煩い続けてきた切れ痔が治った。継続は力なりというのを生まれて初めて実感した。続けてさえいればアガリクスだってガンに効くに違いない。