クライマックス

昼起床。昨日は20時間寝たので、生活リズムを取り戻さなければならないということで。

機動戦士ガンダムSEED』DVD9〜13巻。33話から最終50話を大音量で一気見。

「DESTINY」にも出てくるのに未だ好きになれずにいたアスラン・ザラだったが、第39話(サブタイトルもずばり「アスラン」)を見て、好きになる。だってアスラン、好きな人に銃口を向けたり向けられたり、引き金を引いたり引かれたりさ。ことごとくだよ。いいやつなんだよ。

フラガとラミアス改めムゥさんとマリューさんが、地球軍オーブ侵攻の直前で初めてくっついた、みたいな一幕もあったが、最初にやっちゃってるのは最初にオーブに入る前、海に出たときだ。「モビルアーマー乗りは嫌いなの」「今オレはモビルスーツ乗りだぜ」は、2度目のセックスへの照れ。それが大人というものである。

そして感動のクライマックス……。

この作品で大きな役割を果たしているのは、スキンシップだ。見る角度次第では「ほとんど現実」な世界で、ただひとつ、前進すれば何かに物理的に接触するまで止まらない宇宙空間だからこその、あるいは地上においてはその揺り戻しとしての、スキンシップが、登場人物たちの(「各主人公たちの」と言ってもいいだろう)行動を後押しし、物語を動かしていると感じた。

ほとんど初ガンダムなので、もともとガンダムってそういうもんだよ、と言うのだったらお恥ずかしいが、言わずにいられなかったのだスキンシップ!

スキンシップです! スキンシップ! 生足で、ひざまくら!

「話し合い」は、カガリアスランに言ったみたいな「大事な気休め」と割り切っていたあたり、徹底していた。

あとラストのカガリ、死んじゃダメなんだというのは、まさに世界の中心で叫んだ、新しい形の愛だ。話し合いに通ずる愛を信じて散ったフラガら大人たちの死に様は美しいが、そんな愛を、カガリは否定し、アスランは受け入れた。

こりゃ深いぜおい。

地球軍のアタマのオカシイパイロット達の描かれ方には、作った大人たち、もう少し若者との対話が必要だったのではないかと思う。あるいはスキンシップ! が。

ブラックジャック』第2話。

一話完結なので面白い。新番組レビューとして☆を付けるとするなら、七つ。

ぴちぴちピッチ

もともとズレた作品なのだが、年に一度あるかないかのバカな話。あまりにバカだったからメモっとこ。脚本:早川正、絵コンテ・演出:松本マサユキ。