クリーンアップ

昼、代々木公園でボール遊び。隣の代々木体育館では春高バレーが開催されており、歩道橋を渡るだけで若さにアテられる。不特定多数の「若さ」は、どの年代の人にとっても脅威ではないだろうか。更にその隣ではキダム。これだけ長居していたら、すでに数十人はハラませているに違いない。5年後、シルクドゥソレイユが再来日したときには、一見して国籍の不明な少年少女が原宿の町を彩っていることだろう。代々木公園前なんてすでにあらゆる世代や文化、ひいては自我の「合の子」たちの巣窟だったが。

こういう自由な情景を見ていると、ヘヴンズアーティストと呼ばれる、都から認可を受けた大道芸人が「ヘヴン狩り」に遭う日はそう遠くないのではないかと思うが、本当に排除すべきは、ストリートでネタならともかくスケッチブック大喜利をやっている4人組のような奴ら。比喩でも何でもなく、主観も含めたどの見地からも「製品」と判断しようのないものが道端にあれば、それはゴミなのである。

夜、「漫才バカ一代 第八幕 〜国語、算数、理科、漫才〜」於・中野芸能小劇場。「ぽってかすー」による漫才の新境地を目の当たりに爆笑。黒人ツッコミと日本人ボケの「西麻布ヒルズ」を堪能。

打ち上げ後終電帰宅、『水の女』をビデオで見るも、5分で落寝。この瞬間、1本も見ないまま、4本分の延滞金発生。