「2歳まではテレビ視聴控えて」

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040206-00000012-yom-soci

どうやら、テレビを見すぎると親子のコミュニケーションに支障をきたし、子供がマトモに育たないらしい。しかし、こんな提言を遵守する親が、はたしてマトモな子供を育てることなんてできるのだろうか。

1歳半の息子を持つ姉に、『みるくま』携帯版のアドレスを送ってあげる。
http://members.at.infoseek.co.jp/Mshuu/i-milkuma.html

気を取り直して『カレイドスター』。見事に気を取り直させてくれた。

夕方、『鋼の錬金術師』。2歳を過ぎていても、部屋を明るくして離れてみていても、子供は「ねぇこれ食べていいのぉ?」の奴を見て、泣くだろう。怖えよ。にしても女性キャラの「充実さ」には困ったもん。

夜、本屋へ。相変わらず慣れることのできない漫画コーナーの片隅で、押尾学が映画について書いた本『テレビをつけたらやっていた』を立ち読み。押尾学の最新作、『イノセンス』は気になる。『イノセンス』というか、「球体関節人形展」の方だけど。

この押尾学という人、御察しの通り僕は子供のころから、この人に何にも貰ってない。だから客観的な第一印象を率直に言えるのだが、こいつは相当タヌキである。風貌からして、平成タヌキ合戦の残党かもしれない。僕が多くを貰ったのは、広井王子だ。指折り数えると、宮崎駿より、スピルバーグより多い。今思うと初めて「そういう気持ち」を覚えたのは、『魔神英雄伝ワタル』、「2」のヒミコだったりもする。「そういう気持ち」とは、草冠のあれのこと。あの気持ちは、自覚しないように心がけている。決して悪くない種類の物であるとはいえ、一種の思考停止には違いないそれを受け入れることには恐怖がある。

押尾学の言葉を読んでいて気が変わったので、おゴダールは迂回せずに見ていくことにする。

ところで、最後まで読んできて今日の日記にダウトが一つあることにお気づきになっただろうか。・・・・(シンキングタイム)・・・・・そう、

『みるくま』は正確には『みるくま。』なんです。よくお分かりになられましたね。