キャリアアップ

『PIECE MAKER 鐡』の作者はまだとても若く、僕よりも年下だということを知ったからというわけではないが、『鐡』のバックグラウンドにあたる『新撰組異聞 PIECE MAKER』を購入しようと渋谷のブック1stへ。

売り切れだったので、もう一つのお目当てである『シャーウッド・アンダーソン短編集』を探しに、慣れないコミック売り場から一般書籍売り場へ。リリー・フランキーの新刊が2冊も出ていたので、シャーウッド・アンダーソンを諦めて「コミックス」の方を購入。

絵本売り場へ。『みるくま。』とテーマやページ数の似た物をパラパラと眺める。「こぐま社」のくまシリーズなど、くま物はある程度出し尽くされているのは分かっていたが、圧巻だったのは寺村輝夫の「たまごシリーズ」(あかね社)。『みるくま。』で、にわとりさんが自らたまごをあげる場面は我ながら新しいと思っていたのだが、このシリーズではにわとり夫婦がフライパンで目玉焼きまで焼いてしまう。子供向けとはいえ、恐ろしい。

と思ったらこの寺村輝夫という人、彦市ばなしや一休さんなどの絵本も出していて、これらには僕も幼少期に没頭した記憶がある。寺村先生の蒔いた種は、しっかりと育っているというわけだ。

バイトの面接を済ませ、確か近くにあったと「アニメイト」渋谷店へ。やはり『新撰組異聞 PIECE MAKER』はすべて売り切れ。ムーミンの掘り出し物と『ふたつのスピカ』1巻を購入。

そのままダーツ屋に行って細々としたものを買い、帰宅。なんだか今日はクリスマスみたいだ。