ボディワイルド
渋谷シネマライズに『ブラウン・バニー』を見に行く。秋口に見たガイリッチーの『スウェプト・アウェイ』同様、前作であまりにもホレたので、どんな前評判でも見に行こうと決めていたから。
いやぁひどい。少なくとも今日見ていた会場で、コメディーとして見られる雰囲気は作られてなかったけど、家でビデオで観る分には十分笑えるバカ映画だと思う。
僕はいわゆるロードムービーには目のないタチなのだが、ドライブの憂鬱さがずんずん伝わってくる。心象風景と呼ぶには入りすぎていて、やっぱこのカントクは才能だとかセンスだとかがあるんだろうなと思う。何してる人か知らないけど。何か、パンツ好きなんでしょ?
たぶん今回は「これがやりたかっただけ」なんだろう。監督としてのセルフィッシュさ加減は、作品における彼の肩書きの多さに現れている。
ついでなので今年公開作品の映画ランキングベスト5を書き留めておこう。
1『キルビル』
2『シティオブゴッド』
3『ボウリングフォーコロンバイン』
4『過去のない男』
5『座頭市』
ちなみに2位と3位は未見。時点は『木更津キャッツアイ 日本シリーズ』(未見)。まじめにやろうにも、ねぇ。
ビデオなんかも含め、2003年に見たトータルで、マジでつけるベスト5ならこうなる、つまりは、身近な友達に薦めてああだこうだいいたい映画である。
1『キル・ビル』
2『不思議惑星キン・ザ・ザ』
3『ゴースト・オブ・マーズ』
4『シティ・オブ・ゴッド』
あれ、何か間違ってる? っていうかさ、『シャイニング』すら今年初見なんだから、完全な「東京ツタヤデビュー」野郎なんだから、つけようがないんだってば。じゃあ、ついでにブックランキングもとかも行ってみましょうか。
1『世界の中心で愛をさけぶ』
2『盲導犬クィールの一生』
3『DEEP LOVE〜アユの物語〜』
4『MY BOOK』
5 中谷彰宏先生の御本全部