エイティー

特番でとんねるずの名場面を振り返っている。とんねるずは80年代の申し子だと思うのだが、21世紀にもそれは標準搭載されているよね。ダウンロード不要。平成生まれの子が、違和感なく受け入れるようになっているんだろう。

79年生まれなので僕はこの時代をなんのアレもなく受け入れていた。詰め込み型で丸暗記。

僕たちは00年代にまだ生きているこの時代をどうすればいいんでしょうかと、好感度の低くない20歳くらいの、00世代、ジェロゼネレーションの後輩とかに聞かれたらどう答えればいいのかしら。

「見て見ぬふりするしかないよね。で、10年くらい経って臭いがしなくなったら、再発見すればいいよね」

とか?

名場面に時々チェッカーズが出ているのだが、テンションがオカシい。タイムレスなテンションである。今の気志團より、オレンジレンジよりハジケている。まあ、マリファナとかなんだろうね。

例えば「ゲンセキ」ことオリエンタルラジオなんかは、現在にはびこる80年代の臭いを無意識に感じ取って、体に害のないカビの生えたそれを糧にしているんじゃないだろうか。80年代だったらスターになれただろう。今じゃちょっと厳しいような気がする。

オリエンタルラジオマリファナ=2000年代の申し子!