ヤングチャンピオン

コンビニで見て表紙に目が釘付けに。「時東あみ」。かつてはボム、アップトゥボーイ、CMナウを毎月購読しているほどのアイドルオタクだったのだが、最近ではめっぽり疎くなってしまったメポ。

というのがあって全然知らなかったのだが、初の「メガネっ娘グラビアアイドル」として人気急上昇中らしい。

http://www.sponichi.co.jp/gravure/special/ir_tokitouami/20050617top.html

秋葉原なんかを歩いていると、名前も知らないようなグラビアアイドルが猫耳メイドや八重歯の巫女などに扮した(八重歯は天然物だと思うけど)ポスターなんかをよく見かけるが、スポニチが言っている「グラビア界」というのは、もっとマッチョな市場規模を想定したものであり、マンションみたいな所で撮影会を催すようなグラドルたちとは、一線が引かれるのだろう。

そういう意味での「グラビア界」に、メガネが持ち込まれたということは、「一般層がメガネ萌えを認めてくださった」なんて甘いものではない。たぶんまだゆうこりんを頂点とする「天然系グラドル」に、萌えアイコンを「天然で」備えたアイドルたちが、そう遠くない未来、三次元の世界を飛び回るに違いない。ザ・堤防決壊である。

たとえばホンモノの耳だと言い張る「ねこみみグラドル」が、伝言ゲームなどで人間の方の耳で聞いてしまい、司会者に突っ込まれる図。

たとえば月水金の昼間は氷川神社に仕え、ちょっと神様と交信できたりする「巫女ドル」が、怪談バラエティで気を失う図。

たとえば本田技研と正式契約して、「アシモの妹分」としてデビューした「アンドロイドル」が七五三の思い出を語って司会者に突っ込まれたり、クイズに不正解して青汁を飲まされる段で、「故障の原因になるので……」と言って東野さんのプチギレスイッチをオンにする図。

このような図が、いくらでも想定される。西村知美釈由美子小倉優子がことごとく目撃した「妖精」を、もう自称してしまうアイドルだってアリだろう。

ザ・堤防決壊なのである。